2009年9月7日月曜日

読書の習慣

「子供が本を読まない」と相談されることがあります。

本を読むことは、子供の感性を豊かにし、中学受験で必要な国語力の基礎もつきます。
もちろん、本を読まない子供より読む子供の方が、将来にわたって成功を手にする可能性が広がります。


子供が本を読まない一番の原因は、お父さん・お母さんが本を読まないから、です。
多くの子供を見る中で、本をよく読む子供の家庭では、家に家族みんなで使う本棚あるとか、お父さん・お母さんが読書好き、という傾向が見られました。

子供に親が本を読む姿を見せないと、子供は本を読みません。
まずは親が変わらなければならないのですね。


ただ、沢山買うと本は安くはありません。(ゲームに比べれば安いですが)
おすすめしているのは、公立の図書館を利用することです。
家族ででかけて、それぞれ借りたい本を借ります。
お金がかかりませんし、沢山の本から選ぶこともできます。


子供が本を好きになるのはいいのだけど、同じジャンルばかり偏って読んでいる、と言う場合もあります。
男の子は科学の本、女の子は物語が好きな傾向があります。男女問わず推理小説は人気があります。
でも偏っていてもそれは別にいいと思うのです。
親から「推理小説ばっかり読んでないで、別の本も読みなさい」等といわれると、読書が嫌いになってしまう場合があります。
多感な子供の場合、推理小説を読むことに対して罪悪感を覚えてしまう場合もあります。


本を読む目的は、受験のためでもなく、国語の勉強のためでもないはずです。
子供が楽しいと思えるものを読ませるのが一番です。
面白いと思えればどんどん読書も進み、結果として読む力も養われます。
好きでもないものを無理やりに読まされれば、読書が嫌いになり、さらには読むことや国語まで嫌いになってしまう危険性すらあります。

読ませたい本があるならば、今読んでいるものを絶対に否定せず「こんな本も面白いよ、読んでみたら」と促すといいでしょう。


6年生で受験を控えている場合は、読書の習慣が無い子供に「受験の為に」と無理に読書させる必要はありません。
そもそも読書していない子供は読む力が十分養われていないことが多いです。そのような子供達に、「中学受験の為に読むといい」とされているような本を読ませても、内容がつかめないことが多いのです。

ただし、受験に関係なく読書習慣はつけたほうがいいです。
その子供のレベルに合わせた、適切な本を選んであげる必要があるのです。
公立の図書館が利用できる場合は、家族での利用をおすすめしています。
司書に相談して、本を選んでもらうと良いでしょう。(親が相談するのではなく、子供に相談させるのがいいでしょう)